2020/06/14

1分でわかる!ロストワックスのリング(指輪)の作り方

こんにちは、彫金工具、加工機器の総合商社の鈴峯です!

今回は、1分でわかるロストワックスリングの作り方の紹介です。

まずは、以下の1分の動画をご確認ください

ロストワックスリングの作り方

動画はご覧いただけましたでしょうか。動画が見れない環境にいる方に向けて作り方を順番に紹介します。また、手順と合わせて使っている工具も紹介しますね。

1,チューブワックスを用意

リングを作るのなら、はじめから穴が空いているチューブワックスを使うと便利です。

フェリス チューブワックス


チューブタイプのワックス。
指輪を作る方にオススメのワックスです。硬さは3種類。用途や好みに合わせてお選びください

2,側面をヤスリでならす


購入したチューブワックスの側面は凸凹している可能性があるので、しっかりならしましょう

ブライト900エクストリームヤスリ

削っても目詰まりしにくくワックス製作に扱いやすいヤスリ。荒い目と細かい目の両方が1本にあるので便利です。

カットラインをケガく

作りたいリングの厚みに合わせて線を入れます。コンパスで幅がズレないように注意しましょう。

ケガキカニコンパス


ケガキカニコンパスは、サイズがいくつかあります。お好みのサイズをご利用ください

ケガいた線をカット

ケガいた線を慎重にカットします。ワックスを回しながら切ると綺麗に切れますよ。

エコノミーノコフレーム


値段も手頃で扱いやすいノコフレーム。最初の1本目はこちらがオススメです

ワックス専用ノコ刃


ワックスには、ワックス専用ノコ刃を使いましょう。地金カット用のノコ刃は、カット時にワックスが熱で溶けてしまい綺麗にカットしづらいです。

カットした面を整える

カットした面をもう一つの側面同様にヤスリで整えます。

ブライト900エクストリームヤスリ

削っても目詰まりしにくくワックス製作に扱いやすいヤスリ。荒い目と細かい目の両方が1本にあるので便利です。

リングの内側を整えます

2〜3回リーマーを回し少し削ったら、リングを裏返して反対側から削ると平らに整えることができます。

ワックスリーマー ロングサイズ


小さなのリングから大きなリングまで幅広いリングサイズに使えるオールマイティーな1本です

リングの厚みに合わせてケガキます

ケガキカニコンパス


ケガキカニコンパスは、サイズが3種類あります。お好みのサイズをご利用ください

ヤスリで曲面を削り出します

すり板に押さえつけてズレないように気をつけましょう。

ワックス用両頭プロペラヤスリ


平面も曲面部分も1本で削れる優れた工具。荒さも2種類あり、荒削りから仕上げまでできます。

曲面をヤスリでならしていきます

動画にはありませんが、スパチュラで整えてからヤスリで削ると作業効率がアップします。

ブライト900エクストリームヤスリ

削っても目詰まりしにくくワックス製作に扱いやすいヤスリ。荒い目と細かい目の両方が1本にあるので便利です。

日本製スパチュラ

軽くて疲れにくい日本製のスパチュラです。ステンレス製でサビにくく長く使えます。

表面を整えて仕上げます

表面をペーパー等のヤスリで仕上げます。

3Mスポンジ


スポンジのように柔らかく曲面などの研磨、仕上げにとても扱いやすい研磨道具です。

完成です!

以上がロストワックスリングの基本的な作り方です。ぜひ、挑戦してみてくださいね。

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